专栏:AI时代外语教育的苦恼与摸索(2) 学习外语的意义 2018年12月21日10:14 来源:人民网-日本频道 中国游客已连续五年蝉联出境游第一大客源国,单看2018年国庆黄金周,出境游人数就高达700万人次。苏宁易购发布的国庆出行消费大数据报告显示,随着越来越多人走出国门自由行,今年翻译机销量同比增长高达1107%。 翻译机市场的爆发离不开人工智能(AI)技术的发展。那么问题来了,AI时代,我们还用学外语吗?翻译这个职业会失业吗?带着这些思考,特定非营利活动法人日中友好市民俱乐部理事长、日中友好中国大学生日语专业本科毕业论文大赛评审会主席小野寺健先生撰文《AI时代外语教育的苦恼与摸索》,试图探讨外语学习的意义与乐趣所在。 第二章 学习外语的意义 学习是有“目的”和“意义”之分的。缺乏目的的学习,犹如外出少了地图的指引,费力却没有收获。 当然,有时候枉费力气也是有必要的。这里想讨论的是有效的学习和学习的意义。 学习外语的意义何在?德国大文学家歌德曾说:“只通晓一种语言的人,无法真正理解他的母语”。也就是说,所谓的知彼是为了更好的了解自身,从而接近事物的本质,获得更加高深的智慧。这就是学习外语的意义所在。虽说“读写说”是学习外语的前提条件,但学习外语的意义在于养成把握事物本质的能力,所以,倒不如说“读写说”是学习外语的意外收获。但是从现状来看,初级阶段到中级阶段的外语学习中,自始至终都围绕着“读写说”,丧失了培养有智慧的学生这一初衷。 虽说学习外语的目的不在于 “读写说”,而是培养多重视角,让自己变得聪慧。但是“细节决定成败”,外语学习与 “读写说”能力有着密不可分的关系,是不争的事实。这是造成外语教育混乱和误解的一大原因。 另外,在语言学的分类中,汉语属于孤立语,英语属于屈折语,日语属于黏着语。如果学习这三种语言,就相当于掌握了不同的语言体系。如果把语言理解为民族的智慧和民俗的精华,那么对于中国学习者来说,学习日语的意义在于在小学、初中以及高中阶段掌握的孤立语和屈折语的基础上,又学习了黏着语,获得了更加多样的价值观和智慧,并能把握事物的本质,有着与众不同的新的、独特的观点和强大的知识武器。 译文:
AI時代の外国語教育 その苦悩と模索(二) 人民網日本語版 2018年12月21日08:20人民網ではこのほど、「AI時代の外国語教育 その苦悩と模索」をテーマとする小野寺健氏による連載をスタート。小野寺健氏は特定非営利活動法人日中友好市民倶楽部の理事長を務めるほか、長年にわたり数多くの中国の大学で日本に関する教育指導を行い、「淮安市5.1労働栄誉賞」や「第二回野村AWARD」、「中国日語教育特別感謝賞」などを受賞しているほか、人民日報海外版では「中日友好民間大使」として紹介されている。
第二章 外国語学習の意義
学びには目的と意義があり、目的の乏しい学びは、地図を持たずに歩くが如く、労多くして成果の伴わない遊びであるといえる。
当然ながら、時として遊びも必要であるが、ここでは効果的な学びであり、その学びの意義について論じていく。
では、外国語を学ぶ意義は、奈辺にあるのだろうか。ドイツの文豪ゲーテは、「外国語を知らない者は、自国語を知らない」としている。謂わば他者を知り、自己を顧みることで、物事の本質に迫り、より深い叡智を獲得することが、外国語学習の意義であり、「読み書き話せること」は、その前提となるが、外国語学習の意義は、物事の本質を捉える賢さを養うことであり、「読み書き話せること」は、寧ろ学習の副産物と捉えるべきだ。
しかし、初級の段階から中級に至る迄の外国語学習は、「読み書き話せる」ことに終始しており、賢い学生を育てるという本来の意義を、喪失しているのが現状だ。
また、外国語学習の目的は、「読み書き話せる」ことではなく、多様な視点を持ち、賢くなることであるが、ドイツの建築家ミース・ファンデル・ローエが「神は細部に宿る」としているように、学習の前提として「読み書き話せる」能力が密接不可分であることも、残念ながら事実である。そして、このことが、外国語教育の混迷と誤解を招く、大きな一因になっている。
なお、言語学的には、中国語は孤立語、英語は屈折語、日本語は膠着語に分類されており、この三言語を習得すれば、異なる言語体系を網羅することになり、夫々の言語が、民族の叡知と習俗の結晶であると理解をするならば、中国人学習者にとって、日本語を学ぶ意義は、小・中・高と積み重ねた孤立語と屈折語に、日本語という膠着語を加えることにより、更に多様な価値観と叡知を継承し、物事の本質を捉え、新たに他者と異なる独自の視点を持つことで強力な知的武器を手に入れることになるといえるだろう。
「人民網日本語版」2018年12月21日
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